西海市白似田地区に広がる風景
白似田の峰岳緑地公園から撮影した風景です。若干曇っていましたが、白似田の景色を一望できるような場所でした。
今回は、
高齢者に対する健康づくりを目的とした「運動指導」を行いました。
内容は
生活習慣病を予防する有酸素運動(散歩)についての話と柔軟運動や筋力アップトレーニングの方法を実際に体験して頂きました。

テーマ 運動指導
開催日 平成20年4月5日(土)
場所 西海市西彼町白似田地区
参加者数 30名
スタッフ 真珠園療養所 理学療法士 細川
       渉外部長  石本

 散歩をしましょう
自立した生活ができ、体力的にも余力のある高齢者に対する健康づくりを目的とした運動指導では、生活習慣病の予防が主となり、有酸素運動(散歩、ジョギング、自転車など)がその中心となります。

 散歩の効果
1)呼吸循環系の機能
 からだへの酸素の取り込みが良くなる。
 ⇒日常生活に伴う身体活動(歩行や階段昇降、家事など)を楽にする。また、軽い散歩では、高血圧を改善します。

2)代謝系の機能
 @からだへの糖の取り込みが良くなる。
 A血中脂質が良くなる。
 Bダイエットに良い
   ⇒食事のコントロールを併用しないと効果は少ない。

3)免疫系の機能
 人生の早い段階から適度な運動を習慣的かつ長期間続けている高齢者は、病気に対する抵抗力が強い。

4)中枢神経系の機能
 脳内のドーパミンの減少を減らす。
 ⇒神経の伝達速度を速めたり、学習能力の改善をもたらすことが報告されている。
 散歩の注意点
1)散歩の前と後にコップ一杯の水を飲む。
2)通気性の良い服装で散歩する。
3)両腕は力まず、大きく振り、歩幅は通常より、やや広めに。
4)散歩中の目安は、脈拍 100回/分以下
  (15秒で25回を超えないように)
5)20分行う。週2〜3回は行う。
  (慣れるまでは、20分以下でも結構です。)
  例:はじめの5分:非常に楽なペース
    ⇒途中の10分:やや楽なペース
    ⇒残りの5分:非常に楽なペース



 散歩に+アルファー(筋力アップ運動)
 散歩に筋力アップ運動を加えることにより、散歩の効果で述べた1〜4の効果をさらに高めます。

 筋力アップの注意点
@ 運動中は、息を止めない。
 (号令をかけながらおこなう。)
A 1回あたり、3〜5秒間その姿勢を保つ。
B 1つの運動は10回を目安におこなう。
 ⇒物足りなくなったら、1回あたりの姿勢保持時間を少し長くする。


* 筋力アップ運動と散歩を組み合わせておこなうと、効果が出やすいと言われています。
  筋力アップ運動 → 散歩 の順が理想的です。

しかし、はじめは大変だと思いますので、無理をせず、散歩か、筋力アップ運動だけでも結構です。継続することが大切です。
 柔軟運動
・からだを曲げてから、ゆっくり「10」かぞえます。
・2〜3回ずつおこないましょう。
1.前屈
   
* 膝を伸ばして、お腹を寄せるイメージで、つま先の方向に、体を倒します。

2.膝かかえ
  
* 膝を抱えていないほうの足はしっかり伸ばします。

3.からだひねり
   
* 膝を倒した反対の方向に顔を向け、肩が床から離れないようにします。

 筋力アップ運動
・その姿勢を保ったまま、ゆっくり「5」かぞえます。
・10回を目標にがんばりましょう。

4.足あげ
   
* 膝を伸ばして、つま先を顔の方にしっかり向けて足を上げます。(つま先は、反対側の膝の高さが目安です)

5. お尻あげ
   
* お尻をしっかり持ち上げた後は、静かに下ろします。

6. 腹筋
   
* へそをのぞき込むように上体を持ち上げます。

 バランス
・バランスを保ったら、ゆっくり「10」かぞえます。
・2〜3回ずつおこないましょう。

7.片手片足
   
* 右手を上げたら、左足を上げます。
 左手を上げたら、右足を上げます。