平成20年8月23日(土)、真珠園療養所内において、第8回真珠園ワークショップ「SSTの基本と実践」と題した上村真紀 作業療法士(すがさきクリニック・SST普及協会認定講師)による研修会があり、医療関係者、福祉施設関係者107名の参加がありました。
 今回は、参加者の多くが、SST(Social Skills Training)について聞いたことはあるが、実践したことはないということで、SSTの基礎についてご講演いただきました。
SSTとは、認知行動療法(社会的認知、対人場面での具体的な行動の2つの改善を図る系統だった支援法)の理論に基づいたリハビリテーション技法の1つであり、人が地域社会で自立して円滑に生活できるように援助する1つの方法であるとのことです。
SSTの種類としては、基本訓練モデル、問題解決技能訓練モデル、自立生活技能プログラム(モジュール)があります。流れは、スタッフの打ち合わせから始まり、セッション(@開会の言葉、A目的とルールの確認、Bウォーミングアップ、C前回の復習(宿題の報告)、D課題・目標に沿ってロールプレイ、Eクーリングダウン、Fまとめ、G閉会の言葉、H感想)になります。
ビデオを交えてSSTの実際について参加者と意見交換となりました。

以前は、精神障害者が社会で生活していくために必要な技能を身につけると同時に技能の習得により、自信を回復していくために行われていたSSTですが、現在は、精神障害者に限らず、多様な場面で活用できるものだと感じました。ぜひ皆様も職種、機関は問わず、SSTにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。