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うつ病と食事

          

うつ病と食事が関係することが分かってきました!
なんと栄養素や食事スタイルと精神疾患リスクとの関連がわかってきています。
うつ病にならないための食事とは?

 2001年、魚をよく食べる人はほとんど食べない人に比べ、うつ病の罹患率が0.6倍低いということが報告されました(Tanskanen等)
また、2004年、日本においても(肺がん患者で)DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)の摂取量が多いほど、うつ症状が少なかったという報告がなされています(Suzuki等)
 


魚以外では地中海式食事を多く摂る者は最も低い群と比較して、うつ病発症率が0.49-0.78倍と有意に低かったという報告があります。(Sanchez-Villegas等2009年)また、うつ病患者においてもEPA・DHAが血液中に有意に少なかったとされています。(Tiemeier等2003年)これらの報告から、魚を多く摂ることや地中海式食事はうつ病の予防に有効である可能性が示唆されます。(功刀)
※地中海式食事とは、魚介類やチーズ・ヨーグルト・オリーブオイル・ワインを中心とした食事のこと。
注)但し、これらの報告は欧米が殆どで、日本人はもともと欧米人に比べ、魚の摂取量が多いので、そのまま当てはめられない。日本独自の調査が必要とされています。(功刀)

 <脂肪酸について>
・脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」とがあります。
・飽和脂肪酸(牛・豚・乳製品)はコレステロールや中性脂肪を上昇させます。
・不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれ、脳に重要なのは「多価不飽和脂肪酸」と言われています。多価不飽和脂肪酸にはn-3系不飽和脂肪酸(EPA・DHAなど)とn-6系不飽和脂肪酸(アラキド酸など)があります。
EPA・DHAは食事から摂取する必要があり、魚にしか存在しません。
   出典)功刀浩:うつは食事で予防できるの?精神栄養学入門
   栄養と料理77(55):81-89,2011
   Tanskanen A et al.Psychiatr Serv.52(4):529-531,2001.
   Suzuki S et al.Br J Cancer90(4):787-793,2004.
   Sanchez-Villegas A et al.Arch Gen Psychiatry66(10):1090-1098,2009.
   Tiemeier H et al.Am J Clin Nutr78(1):40-46,2003.

脂質(脂肪)には、大きく分けてコレステロールと脂肪酸の2つがあります。
認知症を防ぐ効果を最大限に引き出すなら、特に注目すべきは脂肪酸の種類です。


出典)健康ライブラリーイラスト版 認知症を防ぐスーパー健脳食 2008年5月10日 第1刷発行
監修 植木 彰、発行者 野間佐和子、発行所 轄u談社



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