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高齢者の正しい昼寝の方法

毎日長く昼寝をとると・・・

・昼寝をとる者のほうが死亡率が高い1)。 
・毎日昼寝をする高齢白人女性は死亡率が44%高かった7)
・1時間以上の昼寝を習慣的にとっている高齢者は昼寝の習慣をもたない高齢者より死亡危険率は3倍、2時間以上の昼寝をとっている場合では14倍に達する11)。 
・起床する際、交感神経系の活動を急激に亢進し、脳梗塞や心筋梗塞が発生する可能性がある10)11)
・1時間以上の昼寝は認知症の危険性を2倍に増加させる5)。 

短い昼寝は・・・

・健康な高齢者ほど短い昼寝を習慣的にとっている・30分以下の昼寝が不眠を予防する2)3)4)
・65歳以上の高齢者に30分の昼寝をしてもらうと午後の眠気が改善し、覚醒度や作業成績が上昇した8)。 
・30分未満の短時間の昼寝は眠気をとり、高齢者の活動性・認知能力を上昇させる12)
・毎日30分の昼寝をとると、夜間睡眠も良好になった9)
・30分以下の昼寝は認知症の発病の危険性を1/5以下に軽減させる5)。 
・1時間以内の昼寝と昼寝をとらない高齢者では死亡危険率に差はない。
(しかし、女性の場合は1時間以内の昼寝でも死亡率は5倍。11)) 

不眠高齢者

・不眠高齢者に午前・午後光照射を行なうことで、不眠が改善した 6)
・不眠高齢者は中等度の有酸素運動で寝つきや睡眠の質的改善がある 13)
・不眠高齢者が昼食後の短時間昼寝および夕方の軽運動で夜間睡眠が質的に改善した 14)

「高齢者の睡眠は短くなる。
深い睡眠が少なくなる。
眠りが浅くなる。
若者よりエネルギーが必要なくなり、エコになる。
眠れないし、眠るが必要なくなる。
なのに、無理に横になっていると覚醒時間が増えて、ぐっすり眠れないと感じやすい。
70代では6時間そこそこでいい。
高齢者は夜9時ぐらいに寝た方がいいみたいな印象を持ちがちだが、むしろ後ろにずらすぐらいでいい。
疲れを睡眠でとりたい場合は午後3時以前に30分程度の午睡をとる。」
 
 「(認知症の方を)デイケアで寝かしつけているところがある。すると、家に帰ってくると眠れなくて、夜間徘徊という問題になる。本当はデイケアに行けば昼間にある程度のいい疲れを蓄積して夜中に眠ってもらえてメリハリがつくはずなのに。
認知症も他の高齢者と必要な睡眠時間は変わりませんから昼眠れば夜起きるのは当然なんです。
それで眠剤使って。
もともと不眠ではないわけですから、睡眠薬はあまり効かないんです。これが認知症が介護施設入所に至る最大のファクター。
認知症の睡眠問題は健常高齢者と一緒で、日照時間の確保。日中刺激を与え、生活リズムを保つこと。」
 

<出典>
1)J Am Geriatr Soc44(6):693-698,1996
2)臨床脳波41:101-105,1999
3)老年精神医学7:1345-1350,1996
4)Percept Mot Skills95:101-108,2002
5)Sleep23:629-634,2000
6)J Clin Endocrinol Metab86:129-134,2001
7)J Am Geriatr Soc57(4):604-611,2009
8)Sleep Res Online3:131-139,2000
9)臨床脳波41:708-712,1999
10)Am J Cardiol71:611-614,1993
11)Sleep25:187-191,2002
12)Clin Neurosci53(2):273-275,1999
13)JAMA277:32-37,1997
14)Psychiatry Clin Neurosci55:173-174,2001





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