当院では、患者様及び地域に「安心と満足がある医療を目指す」ことを目的として、又、自己啓発の一つとして、年に1回、院内研究発表会を実施しています。
院長より、今、精神科医療は変革の時期にあります。患者様や社会のニーズをくみ取り真珠園が変わって行かねばなりません。今私たちがやってゆくべきことは、
1.患者様の満足行く医療をこころざし。
2.安心して仕事ができる職場環境作りと人材育成です。
「財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上なり。
されど財なさずんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し」
研究発表会が患者様に、社会に、そしてこれからの医療に役立つことと同時に職場環境作りと人材育成に寄与することをせつに願ってやみません。との話で開会し、職員一同、身を引き締めて、発表に臨みました。
平成31年4月27日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約100名![]() ![]() ![]() |
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演 題 |
@ 認知症においてチームでケアする取り組み |
A 精神科急性期における睡眠観察アセスメント 〜睡眠活動日誌を用いて〜 |
B 症状対処能力向上に向けた個別プログラム |
C 行動制限最小化に向けての取り組み |
D 安全運転について 〜過去5年間の事故分析と対策〜 |
E 最後まで口から食べたいという希望に寄り添って 〜進行性核上麻痺(PSP)の診断を受けた利用者への取り組み〜 |
F 不安感が強い患者への退院へ向けた取り組み 〜認知行動療法を試みて〜 |
G 統合失調症の出生季節性 |
H 褥瘡予防ケアを見直してV 〜体圧分散寝具の選択の重要性〜 |
I 長期的なラポールの形成について 〜緘黙状態から退院まで〜 |
平成30年4月21日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約100名 |
演 題 |
@ 効果的な膀胱洗浄の検証 |
A 長期入院患者の地域移行に向けた取り組み 〜地域移行機能強化病棟報告〜 |
B 官民協働の精神障がい者社会促進事業 〜地元暮らし説明会第2報〜 |
C 認知症に関するケアの実際について 〜長崎地域リハビリテーション広域センター西海市ブロック研修での公演より〜 |
D 電子カルテ実施入力漏れの起こす原因を調査して |
E 思春期患者の看護 〜発達段階の観点から〜 |
F 申し送り短縮への試み 〜職員の意識改善を図る〜 |
G 白似田小学校との4年間の歩み 〜交流会報告〜 |
平成29年4月22日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約100名![]() |
演 題 |
@ AL依存症の治療においてつなげることの大切さ 〜否認がある患者様への個別対応と環境調整を実践して〜 |
A 認知症予防教室における生活習慣の変化 |
B 褥瘡予防ケアを見直してU 〜実践編〜 |
C 問題行動のある患者様へストレングスを使用した関わり 〜自分で歩きたいんだ〜 |
D アルコール依存症の利用者への訪問看護を通して |
E 精神科A病院における職務満足度の実態 〜やりがいのある職務環境作りに向けた検討〜 |
F 長期入院患者様に寄り添った退院支援 〜入院30年看護の関わりを考える〜 |
G ケースを通じて認知症を理解するための一考察 |
H 官民協働地域移行プロジェクト「地元暮らし説明会」やってみました |
I 感染対策を考慮したオムツ交換の手技の統一 |
平成28年4月23日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約110名
演 題 | 演 者 |
@ 生活行為向上リハビリテーションによる在宅復帰、社会参加への取り組み | 通所リハビリテーションさんぽ |
A 地域移行支援事業を利用した退院支援 | 医療福祉相談室 |
B 身体拘束を無くしたい | 新1病棟 |
C 受け入れることは関わりを持つこと | 西病棟 |
D 睡眠障害および大声のあるAD患者に対するアプローチ | 南病棟 |
E 多職種と連携した看護を取り組み学んだこと | 北病棟 |
F 急性期病棟の看護職員を対象としたリラクゼーションの試み | 新2病棟 |
G 受け持ち看護師の役割発揮を目指して | 東病棟 |
H 訪問看護ステーションえがお開設後1年の現状と今後の展望 | 訪問看護ステーションえがお |
I 褥瘡予防ケアを見直して | 東病棟 |
平成27年4月18日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約100名
演 題 | 演 者 |
@ アルコール依存症者の自助グループ参加への取り組み | 新2病棟 |
A 対応困難と捉えた大声患者様へのケア | 南病棟 |
B ケアを受ける人と行う人の認識の違いと問題点 | 新1病棟 (認知症治療病棟) |
C 栄養管理の現状と課題 | 東病棟 |
D 夕方の有酸素運動は不眠を改善するのか | 精神科リハ室 |
E 不眠症状のある統合失調症患者様に対する夕方の有酸素運動の有用性について | 西病棟 精神科リハ室 |
F 処遇困難な患者様に対するアプローチ | 北病棟 |
G ソーシャルワークにおける自己決定の尊重について | 医療福祉相談室 |
H 精神科A病院における職員の腰痛発生状況とその要因 | 外来 |
I 精神障害者に対する意識調査 | 精神科リハ室 |
平成26年4月19日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約130名
演 題 | 演 者 |
@ 音楽によるリラクゼーションを図る取り組み | 南病棟 |
A 当院における中材業務の取り組みについて 〜問題抽出と見直しを行なって〜 |
外来 |
B 冬季における発熱に対する取り組み 〜高齢者の身体機能との関係性を理解する〜 |
新1病棟 (認知症治療病棟) |
C 多飲からの不穏を繰返す患者様へのアプローチ | 北病棟 |
D 虚弱高齢者終末期の看護 | 東病棟 |
E 非言語的コミュニケーションから始まった看護 〜もう一度本来のあなたに戻ってほしい〜 |
西病棟 |
F 家族が急死した患者様に対する家族的役割を担っての心のケア実践について 〜モーニング・ワークの観点から〜 | 新2病棟 (精神科急性期治療病棟) |
G 認知症者と家族の再出発を願って 〜重度認知症デイケアにおける介護家族が抱く心理負担へのアプローチ〜 |
認知症デイケア |
平成25年4月27日 真珠園療養所リハビリ棟体育室 真珠園療養所職員約115名
演 題 | 演 者 |
@ 療養病棟に“朝の集い”を試みて 〜患者様・看護者にもたらす効果とは〜 |
西病棟 |
A 妄想が改善しない患者様の看護 〜病気の自覚を持たせるための関わりを通して〜 |
新2病棟 |
B 長期入院となっていた患者様の退院への取り組み 〜退院願望が強い患者様への退院支援を通して〜 |
北病棟 |
C 誤嚥性肺炎を繰り返す症候性てんかん患者様の経口摂取への試み 〜アセスメントすることで見えた患者様の能力〜 |
東病棟 |
D ALフリートーキングの活動について 〜取り組みの変更と効果の検討〜 |
CP |
E グループワークにおける当事者の偏見尺度の変化 〜こんな体験は自分だけだと思ってた〜 |
精DC |
F アウトリーチにおける危機介入 〜ソーシャルワークの視点からの一考察〜 |
PSW・訪問看護 |
G 認知症高齢者への在宅生活の支援 〜被害妄想で介入困難だった認知症高齢者に訪問看護を実施して〜 |
外来 |
H 認知症治療病棟における感染症対策への取り組み 〜集団感染からみえてきたもの〜 |
新1病棟 |
I 車椅子入浴介助方法の見直し 〜本当にこれでいいの?慣習を見つめなおして〜 |
南病棟 |