2018年8月25日 真珠園療養所リハビリ棟 体育室
演 題 | 演 者 |
『家族支援』 | 訪問看護ステーションえのか 作業療法士 古賀 貴敏 様 |
第18回となる今回は『家族支援』をテーマに訪問看護ステーションえのか作業療法士 古賀貴敏様にご講演を頂きました。家族とのかかわり方、生活環境を整える重要性、家族は一生活者であり、自分らしい生活を取り戻すことで、家族が元気になり患者に好影響を与えること。さらに、家族支援で重要な「まんじゅう理論」とグループワークの進め方などわかりやすく丁寧にお話しいただきました。1時間半の講義でしたが、内容が充実していたこともあり、あっという間に終わったように感じました。
平成26年1月25日 真珠園療養所リハビリ棟 体育室・デイケア室 院外参加者40名 職員44名
演 題 | 演 者 |
「就労支援」 | ![]() |
「デイケア紹介」 | ![]() |
久留米大学病院での精神神経科デイケアセンターの紹介をして頂きました。 様々なプログラム(社会生活技能訓練、心理教育、心理療法など)を通して精神科外来患者様の社会生活に必要な能力の回復と再発予防を目的に取り組まれているそうです。 今後の当院の精神科デイケアにおいても良い参考になったと思います。又、長崎障害者職業センターではカウンセラー等を配置して障害者就業、生活支援センター、ハローワークとの連携を就職や職場復帰を目指す障害のある方、事業主の方、障害のある方の就労を支援する関係機関に対して支援を行っているそうです。当院においても密接に関わりのある内容でした。 是非、今後に繋げて行ければよいと思います。 |
平成24年12月15日 真珠園療養所リハビリ棟 体育室 参加者104名
演 題 | 演 者 |
「うつ病看護の実際」 | 不知火病院 杉野美幸看護科長 |
「当院のうつ病治療と看護の紹介」 | 桜が丘病院 藤井美香病棟師長 |
今回のワークショップでは、「うつ病看護の実践報告」として2病院より、実践報告をしていただきました。現在うつ病の多様化により、病院による工夫された治療が実践されており、興味深い報告でした。
不知火病院の杉野看護科長の報告では、1996年よりカウンセリングナースの育成を行い、現在は4名のカウンセリングナースが従事されており、カウンセリングの技法を用いて看護を展開していける。また、精神科においては患者の苦悩が心の問題に起因することが多いがためにアプローチに際し保障された時間と場が必要となり、その場で患者の話しを聴く役割のカウンセリングナースは精神科の専門性と言えるのではないかと話されていました。
桜が丘病院の藤井病棟師長の報告では、うつ病チーム医療について話があり、多職種と知識や情報を共有化に力を入れ治療に取り組まれていると感じました。また、「足踏み」や修正型電気けいれん療法(m-ECT)などを実施しているとのことでした。
貴重なお話ありがとうございました。
★長崎県精神科医療従事者うつ病研修事業の補助金を利用して行いました。★