医療福祉相談室にはソーシャルワーカー(精神保健福祉士)が常勤し、主に患者様の受診・入院相談の受付、公費負担制度、年金制度、精神保健福祉手帳、その他の社会資源についての紹介等、様々な心配ごとやお悩みを受け付けています。患者様やご家族の意志を尊重し、一緒になって考えていきます。その他、疑問に思うこと、どこに相談したら良いのか分からないことなどございましたら、お気軽にご連絡下さい。
・ 受診・入院したいけれど・・・ ・ 入院費、通院費を知りたい ・ 医療費の支払が不安! ・ 精神保健福祉手帳って何? どう使うの? ・ 障害年金って何? ・ 福祉制度について知りたい ・ 退院後の生活が心配 |
![]() 0959-28-0038 医療福祉相談室まで 受付時間 月曜日〜金曜日(土、日曜日、祝日は除く) 9:00 〜 17:00 |
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◆ 外来診察時間 ◆ | 午前 | 午後 |
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月曜日 〜 金曜日 | 9:00〜12:00 | 13:00〜17:00 |
土曜日 | 9:00〜12:00 | 休 |
※日曜日・祝日・年末年始(12/29〜1/3)は休診とさせていただきます。
但し、緊急の場合はこの限りではありません。
医療福祉相談室での受付![]() 頂いた情報をもとに 医師と協議 ![]() 受診についてのご返事 |
当院では、入通院の受診相談を「医療福祉相談室」で受け付けております。予約制になっておりますので、先ずはお電話ください。 尚、かかりつけの病院をお持ちの場合には、事前にその病院の「診療情報提供書」をご持参ください。確実な情報を頂き、スムーズな受診と適切な医療の提供を行えるようにしています。 |
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ご自身はもちろん、家族や知人にこんなことで悩んでいる人いませんか?
眠れない、眠りが浅い
朝がつらい
不安、緊張が強い
人と付き合うのが苦手
集中出来ない
疲れやすい
やる気がおきない
食欲がわかない
ストレスでイライラする
ひきこもり、不登校の悩み
お酒がやめられない
お酒が原因でトラブルを起こしてしまう
もの忘れが気になる
同じことを何度も言ったり、聞いたりする
以前出来ていたことを失敗したり、出来なくなった
頑固になった。怒りっぽくなった。
夜になるとおかしな言動をする
財布など盗まれたと人を疑う
皆さん「もの忘れ」なんて自分には関係ないなって思っていませんか?
老化に伴い脳の機能も低下していきます。
認知症という病気は突如起こるものでなく、5年から10年かけて徐々に進行していくということがわかってきました。そのため、認知症は ”早くから予防に取り組む” ことが重要です。
悪化すると、元に戻れなくなるからです。つまり、早い段階(もの忘れ)で発見し、予防や進行させないように取り組むことが重要なのです。
次の症状があれば、
加齢による「もの忘れ」ではなくて「認知症」の始まりかもしれません
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認知症にならないため、進行しないための生活スタイルのアドバイスを行います。
受診には予約が必要となります。先ずはお電話下さい。
認知症に関する介護やリハビリなどのご相談もどうぞ。
【認知症治療病棟入院料1】
重篤な内部疾患がなく、歩行可能な認知症の方の専門病棟です。認知症により失われた部分を補い、その人らしさを大切にした治療を行っております。 家族との交流の場を設け情報提供に努めています。
【精神科急性期治療病棟入院料1】
急性期の方の治療専門病棟です。計画的な治療プログラムによる早期退院を目標としてます。心身共にくつろぎ、安心して入院生活が送れるように支援致します。
【精神病棟入院基本料2】
内科的治療が優先される精神疾患合併症の方の治療病棟です。ADL(日常生活動作)の低下を防ぎ、個別的な医療、看護を行っております。
(休床中)
【地域移行機能強化病棟入院料】
入院が長期に及ぶ方、又はその可能性がある方の開放病棟です。
退院後に地域で安定的に日常生活を送るための訓練や支援を集中的に実施し、地域生活への移行を図ります。
★ ご家族との交流や情報交換の為の家族会や家族教室を行っております ★
1) 健康保険証をご提示ください。
2) 入院の際、下記の書類を受付窓口にご提出ください。
・入院同意書
・入院申込書・約定書
・寝具貸与書
※患者様本人、及び保護者の方の印鑑が必要です。
※上記書類の他に提出して頂く書類が必要となる場合も御座います。
洗面用具(歯ブラシ、コップ)、衣類(下着、普段着、パジャマ)等共通してありますが、病棟によって準備して頂くものが異なりますのでお尋ね下さい。
入院費用には、「医療費」、「保険外負担」、「食事代」があります。
1)「医療費」
保険の種類等によって異なります。
老人医療受給者証、高齢者受給者証、原爆手帳、福祉医療費受給者証等をお持ちの方は保険証とあわせてご提出下さい。
2)「保険外負担金」
お小遣い、洗濯料、おむつ代、代行料、病衣代、特別室使用料などが御座います。
詳しくは入院時、受付窓口又は担当病棟にお尋ね下さい。
「食事代」につきましては こちら をご覧ください。
※食事減額認定証をお持ちの方は、受付へご提示下さい
入院費用のお支払方法 入院費・お小遣いは毎月末締めで翌月の11日頃請求書を発行致します。 会計窓口で直接お支払い頂くか、又は現金書留、郵便振替などの方法でお支払い下さい。 |
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うつ病、ストレス障害、不安、不眠、統合失調症などの精神症状が悪化した急性期の集中的な治療が必要な患者様が入院される病棟です。急性期症状を短期間で改善し、社会復帰、社会参加を円滑に目指すことを目的としています。又、当病棟では原則3ヶ月以内の退院を目標とし、患者様の症状に合った薬物療法や精神療法、作業療法、認知療法などを行い、チーム医療により個別の治療プランを提供し、急性期症状の軽減を目指します。 | ![]() くつろぎのある空間を目指して・・・ |
デイルーム 特別個室 一般病室(4人部屋)
〜 より治療力・改善力の高いリハビリプログラムを提供しています 〜
うつ病や統合失調症、認知症に対し、有酸素運動が症状改善効果があることが示されています。
アメリカでも実施が推奨されています。
このため、当院ではリハビリテーションに「有酸素運動」を多用しています。
認知症に対し、光療法の効果が示されています。
同様に、うつ病にも光療法は効果があるとされています。
これらのことから、当院はリハビリテーションに太陽光を浴びる「光療法」を導入しています。
うつ病は抑うつが改善しても不眠が残りやすく、不眠を改善すると再発しにくいことが示されています。うつ病は特に「寝つきにくく」なります。
統合失調症も同様で、不眠は再発の危険因子です。
そこで、「体温と睡眠の関係」に着目し、(高齢者の場合)体温は夕方に最も高く、この時間に体を動かし、さらに体温を高め、体温の波の勾配をきつくすることで、眠気が起きやすくなることを利用し、寝つきの改善に働きかけています。
統合失調症やうつ病に対する疾病自己管理(認知行動療法)は既に世界的に効果が確立しています。
当院でも実施しています。
また、日常生活のスケジュール化にも病状を軽減する効果があることから、毎日、規則的にこれらを提供するように心がけています。
ご家族が病気を正しく知ることで、再発率が低下します。
このことから、当院でも統合失調症やうつ病のご家族に対し、「病気の説明会」を行なっています。
このページでは主に統合失調症・うつ病のプログラムについて掲載しています。
【参考文献】 @有酸素運動 <うつ病> Gill et al:J Fam Prct59:530-531,2010 National Institute for Health and Clinical Excellence.Depression:the treatment and management of 2009.depression in adults(update).Avaliable at:https://www.nice.org.uk/guidance/index.jsp? action=byID&o=12329.Accessed May 9,2010 Blumenthal JA et al:Psychosom Med69:587-596,2007. Babyak M et al:Psychosom Med62:633-638,2000. Blumenthal et al:Arch Intern Med159:2349-2356,1999 Singh et al:J Gerontol Med Sci56:487-504,2001 Mather et al:Br J Psychiatry180:411-415,2002 Chou et al:Int J Geriatr Psychiatry19:1105-1107,2004 Tsang et al:Int J Geriatr Psychiatry21:890-897,2006 Cramer et al:Depress Anxiety30(11):1068-1083,2013 <統合失調症> Acta Psychiatr Scand126(1):12-20,2012 Issues Ment Health Nur26:661-676,2005 Can J Rehabil4(3):159-168,1991 <認知症> Dement Geriatr Cogn Disord29:109-114,2010 Clin Rehabil18:253-260,2004 Arch Gerontol Geriatr Suppl9:235-241,2004 Int Psychogeriatr26:9-18,2014. Arch Phys Med Rehabil85:1694-1704,2004 A光療法 <認知症> Acta Psychiatr Scand89:1-7,1994. JAMA299:2642-2655,2008. Psychiatry and Clinical Neurosciences58(4) :343-347,2004. 作業療法32(6):576-581,2013. 日老医誌51(2):184-190,2014. |
<うつ病> Am J Psychiatry162(4):656-662,2005. Cochrane Database Syst.Rev2:CD004050,2004.Neuro Endocrinol Lett23:109-113,2002 J Clin Psychiatry64:648-653,2003. Acta Psychiatr Scand112:117-125,2005 Arch Gen Psychiatry68:61-70,2011. B寝つきを良くする・夕方に体を動かす <うつ病> Nierenberg .et al.:J.Clin.Psychiatry60:221-225,1999 Nierenberg .et al.: Psychol Med40:41-50,2010 McClintock,S.M.et al:J.Clin.Psychopharmacol31 (2):180-186,2011 Cho,H.J.et al:Am .J.Psychiatry165:1543-1550,2008 Fava,M.et al:Biol.Psychiatry59:1052-1060,2006 Krystal A et al:J Clin Sleep Med3(1):48-55,2007 Taylor DJ et al:Behavior Therapy38:49-57,2007 Manber R et al:Sleep31(4):489-495,2008 真鍋貴子他:日本精神神経学会抄録集S-237,2011 Watanabe,N.et al:J.Clin.Psychiatry72:1651-1658,2011 <統合失調症> 臨床精神医学35(12):1699-1706,2006. 臨床精神医学41(4):441-447,2012. Clin Psychol Rev21:1211-1226,2001. C日常生活の規則化 Jacobson et al:J Consult Clin Psychol64:295-304,1996 Dimidjian et al:J Consult Clin Psychol74:658-670,2006 Dobson et al:J Consult Clin Psychol76:768-477,2008 |
認知症は、記憶障がいや見当識障がい(今がいつか、ここはどこなのかがわからない) 判断力の低下などの中心となる症状と、それに伴って起こる幻覚や妄想、徘徊、不眠などの周辺症状があらわれる病気です。 | ![]() 新館1階病棟では、このような症状によって、自宅あるいは他の施設で生活することが困難な方に対し、短期集中的に治療とケアを行う病棟です。 「自分らしさ」を大切にして頂き、家庭的な雰囲気のなかで入院生活が出来るような病棟を目指しております。 |
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真珠園療養所は、微力ながら西彼地区の地域医療に取り組んでおり、地域の中で解決できる病気は出来るだけ地域の中で診ていきたいと考えております。
しかし、当院は精神科病床であり、また西彼地区には総合病院や救急病院がございません。したがって精密検査や先進医療を要する場合、救急対応を要する場合に、今まで患者様及びご家族の方には大変ご迷惑をおかけしたことと思います。
そこで、当院が地域医療の窓口として、以下の高次医療機関と地域医療連携を結ぶことで少しでも良い医療を提供できるのではないかと考えております。
地区 | 病院名 | 住所 | 電話番号 |
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長 崎 南 部 地 区 |
光晴会病院 | 長崎市葉山1丁目3番12号 | 095-857-3533 |
長崎原爆病院 | 長崎市茂里町3番15号 | 095-847-1511 | |
虹ヶ丘病院 | 長崎市虹ヶ丘町1番1号 | 095-856-1112 | |
長崎百合野病院 | 西彼杵郡時津町元村郷1155-2 | 095-857-3366 | |
長 崎 北 部 地 区 |
佐世保市総合医療センター | 佐世保市平瀬町9番地3 | 0956-24-1515 |
佐世保中央病院 | 佐世保市大和町15番地 | 0956-33-7151 | |
石坂脳神経外科 | 佐世保市卸本町30-42 | 0956-34-0606 | |
長崎川棚医療センター | 東彼杵郡川棚町下組郷2005-1 | 0956-82-3121 | |
長崎労災病院 | 佐世保市瀬戸越町2-12-5 | 0956-49-2191 | |
佐世保共済病院 | 佐世保市島地町10-17 | 0956-22-5136 |
0959-28-0038
地域医療連携スタッフまで